O脚と変形性膝関節症の関係性について

こんにちは?

6月に入り本格的な夏が目の前にやってきました?

さて、題名にもありますが、皆様はご自身の脚の形は知っていますか?

脚の形にはO脚、X脚などがあります!本日はO脚についてお話させていただきます(‘ω’)ノ

O脚とは、両膝が外側に湾曲し、脚を正面から見た際に「O(オー)」の形になっていて、両足のくるぶし同士をくっつけて直立したときに両脚の太もも・膝・ふくらはぎの間に隙間ができる状態のことをいいます。別名「内反膝(ないはんしつ)」や「ガニ股」などとも呼ばれます?

日本人はO脚の方が多いといわれていますが、O脚は見た目が悪いだけでなく、腰痛になりやすい・変形性膝関節症になるリスクが高いなど、健康面でも様々な影響を与えます(>_<)

ご自身がO脚か否かセルフチェックを行うことが出来ます?⇓

【O脚のセルフチェック方法】

靴を脱いで、鏡の前で両脚をそろえて立ちます。

このとき、両脚の太ももの付け根、膝、ふくらはぎがくっついているかどうか、確認してみましょう。

①太ももの付け根、膝、ふくらはぎがくっつく  ➡️まっすぐな脚

②膝に隙間ができる              ➡O脚

O脚と変形性膝関節症の関係性

日本人がこの変形性膝関節症になる大きな要因の1つとされているのがO脚です。膝痛を訴える日本人のうち実に9割がO脚であるといわれています(>_<)

変形性膝関節症は、加齢などにより膝関節の軟骨がすり減って炎症を起こし、痛みや腫れといった症状を引き起こす疾患です。

O脚の人は、体重がかかる軸となる線(ミクリッツ線といいます)が膝関節の内側にあり、体重が関節の内側にかかりやすくなっています。そのため、本来膝関節全体で支えるべき体重負荷が膝の内側に集中してしまい、次第に膝の内側の軟骨がすり減り、炎症を起こしやすくなってしまうのです?正常な脚とO脚の場合のミクリッツ線(体重がかかる軸)

 

O脚は自然には治らないため、膝の内側の軟骨は徐々にすり減り続け、変形性膝関節症の症状も進行しやすい状態が続くことになります。
そして膝の内側の軟骨がすり減ることによって、体重がかかる軸はさらに内側にずれていき、O脚の変形がより一層進行していくという悪循環に陥ってしまいます?

軟骨のすり減りが進むと、大腿骨(だいたいこつ:太ももの骨)と脛骨(けいこつ:すねの骨)が直接ぶつかるようになることもあります。そうなると、症状に個人差はありますが、強い痛みを感じたり、膝関節がスムーズに動かなくなってしまうことも考えられます。

そのため、変形性膝関節症の予防や、変形性膝関節症による膝痛の対策のためには、O脚の進行予防や、O脚の原因となる日常動作や習慣などの改善が大切です✨

変形性膝関節症に対しては早期治療が大切です❗少しでも心配なことがございましたらいつでもご相談お待ちしております。

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